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水ぼうそう(水疱瘡)、初期症状の思い込みに注意!


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発疹が出て、水疱になっていく

潜伏期間は約2週間です。

水痘や帯状疱疹の人に接触してから約2週間の潜伏期間のあと、
発熱とともに、最初に赤く小さな発疹が、おなかや胸や背中に赤い虫さされのような発疹ができ、時間が経つにつれ、
その先端にプチプチと水をもった水疱へと変化し、全身に広がります(水痘)。

発疹は強いかゆみを伴います。

特に数が多くなるのはおなかや背中ですが、
最初は虫刺されやあせもと思い込んでしまうこともよくあります。



発疹と水疱、膿疱が混在

発疹は、その後1〜2日で、うみのような白っぽい濁った液をもつ
膿疱(のうほう)に変わることもありますが、
3〜4日たつとさらに状態が変化。

水痘は2〜3日でカサカサに乾燥し、黒いかさぶたになり、
かゆみも次第におさまります。

発疹が次々と出ている間は発疹と水疱、膿疱、かさぶたが混在します。

38度近い発熱が2〜3日つづくことが多いですが、ほとんど出ないこともあります。

かさぶたは2週間前後でとれ、少し痕が残りますが、ほとんどが半年ほどで消えていきます。



皮膚に細菌感染することも

合併症として肺炎、肝炎などがありますが、
多いのはブドウ球菌や溶血生連鎖球菌による皮膚への細菌感染で、
とびひを起こすこともあります。

年長児や大人は子供より重症ことが多く、
肝炎や脳炎などの合併症の頻度も高くなり、
入院するケースも多くあります。

免疫が落ちている場合は重症化します。

発症して死亡する人も年間数名います。



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